警察庁公表データをグラフで読む
警察庁が公表している統計から、外国人運転者(第1当事者)が関わる死亡・重傷事故の件数をグラフにしたものです。通年の推移を主に、最新の半年分(2026年上半期)を併せて掲載しています。出典・定義・読むうえでの注意点を併記しています。
グラフを見る前に、この統計が何を数えたものかを確認してください。
当ページは警察庁の公表値だけを使っています。報道・SNS等の記述や、他の情報源の数値は混ぜていません。
2025年の合計
587 件
前年 540件
うち死亡事故
52 件
前年 54件
うち重傷事故
535 件
前年 486件
外国人運転者による死亡・重傷事故件数の推移(2015〜2025年・通年)
いずれも各年1月〜12月の件数です。
第1当事者が一般原付以上の外国人(日本国籍以外の者。無国籍・国籍不明を含む)の件数です。
2020年(令和2年)は新型コロナウイルス感染症下で、交通量そのものが減少しています。
折れ線は、同じ条件の死亡・重傷事故全体(第1当事者が一般原付以上)に占める構成率です。
出典: 警察庁交通局「令和7年における交通事故の発生状況について」(2026年2月26日公表)p.9「課題2-4 自動車〜外国人運転者」。
| 年 | 死亡 | 重傷 | 合計 | 全体に占める構成率 |
|---|---|---|---|---|
| 2015H27 | 33 | 359 | 392 | 1.1% |
| 2016H28 | 38 | 335 | 373 | 1.0% |
| 2017H29 | 44 | 360 | 404 | 1.2% |
| 2018H30 | 41 | 387 | 428 | 1.3% |
| 2019R元 | 36 | 383 | 419 | 1.4% |
| 2020R2 | 36 | 330 | 366 | 1.4% |
| 2021R3 | 36 | 365 | 401 | 1.6% |
| 2022R4 | 34 | 364 | 398 | 1.6% |
| 2023R5 | 47 | 441 | 488 | 1.9% |
| 2024R6 | 54 | 486 | 540 | 2.1% |
| 2025R7 | 52 | 535 | 587 | 2.3% |
単位は件。全体に占める構成率は出典に記載された値をそのまま載せています。
上の通年グラフは2025年までです。より新しい数字は上半期報にあります。こちらは1〜6月だけの集計なので、上の通年の数値と直接つなげて比べることはできません。
2026年1〜6月の合計
323 件
前年同期 267件
うち死亡事故
18 件
前年同期 22件
うち重傷事故
305 件
前年同期 245件
外国人運転者による死亡・重傷事故件数の推移(2016〜2026年・各年上半期)
いずれも各年1月〜6月の件数です。1年分ではありません。
第1当事者が一般原付以上の外国人(日本国籍以外の者。無国籍・国籍不明を含む)の件数です。
令和8年(2026年)の値は、死亡事故件数を除き暫定値です。
2020年(令和2年)は新型コロナウイルス感染症下で、交通量そのものが減少しています。
出典: 警察庁交通局「令和8年上半期における交通事故の発生状況」(2026年7月31日公表)p.6「6 自動車〜外国人運転者」。
| 年 | 死亡 | 重傷 | 合計 | 全体に占める構成率 |
|---|---|---|---|---|
| 2016H28 | 15 | 149 | 164 | 1.0% |
| 2017H29 | 20 | 159 | 179 | 1.1% |
| 2018H30 | 19 | 187 | 206 | 1.3% |
| 2019R元 | 17 | 178 | 195 | 1.4% |
| 2020R2 | 13 | 151 | 164 | 1.3% |
| 2021R3 | 15 | 173 | 188 | 1.5% |
| 2022R4 | 15 | 165 | 180 | 1.6% |
| 2023R5 | 22 | 205 | 227 | 1.9% |
| 2024R6 | 17 | 222 | 239 | 1.9% |
| 2025R7 | 22 | 245 | 267 | 2.2% |
| 2026R8 | 18 | 305 | 323 | 2.6% |
単位は件。全体に占める構成率は出典に記載された値をそのまま載せています。
同じ統計でも、期間の取り方で形が変わります。通年と上半期を並べているのはそのためです。どちらか一方だけで傾向を判断しないでください。
国籍(地域)別 外国人運転者による死亡・重傷事故件数(2025年・通年)
この図は事故件数の内訳であり、国籍ごとの事故の起こりやすさを示すものではありません。在留者数・訪日者数が多い国ほど件数も多くなります。人口当たりの比較には国籍別の在留者数・免許保有者数が必要ですが、国籍別の運転免許保有者数は公表されていません。
第1当事者が一般原付以上の外国人(日本国籍以外の者。無国籍・国籍不明を含む)の件数です。
「その他」は上位5か国・地域以外をまとめたものです。件数の多い順に並べ、「その他」を最下段に置いています。
出典: 警察庁交通局「令和7年における交通事故の発生状況について」(2026年2月26日公表)p.9「課題2-4 自動車〜外国人運転者」。
| 区分 | 件数 | 構成率 |
|---|---|---|
| 中国 | 136 | 23.2% |
| 韓国・朝鮮 | 102 | 17.4% |
| ベトナム | 65 | 11.1% |
| ブラジル | 54 | 9.2% |
| フィリピン | 37 | 6.3% |
| その他 | 193 | 32.9% |
| 合計 | 587 | 100% |
構成率は出典に記載された値です。単位未満で四捨五入されているため、合計は100%にならないことがあります。
(参考)2026年上半期の国籍(地域)別内訳
1〜6月だけの集計です。上の通年の内訳とは順位が入れ替わることがあります(半年分では母数が小さいため)。
令和8年(2026年)の値は暫定値を含みます。
出典: 警察庁交通局「令和8年上半期における交通事故の発生状況」(2026年7月31日公表)p.6「6 自動車〜外国人運転者」。
| 区分 | 件数 | 構成率 |
|---|---|---|
| 中国 | 86 | 26.6% |
| 韓国・朝鮮 | 62 | 19.2% |
| ブラジル | 38 | 11.8% |
| ベトナム | 28 | 8.7% |
| フィリピン | 20 | 6.2% |
| その他 | 89 | 27.6% |
| 合計 | 323 | 100% |
構成率は出典に記載された値です。単位未満で四捨五入されているため、合計は100%にならないことがあります。
運転資格別 外国人運転者による死亡・重傷事故件数(2025年・通年)
「日本免許」には、日本で取得した免許と、外国免許からの切替(いわゆる外免切替)で交付された免許の双方が含まれます。警察庁はこの内訳を公表していないため、切替によるものが何件かは分かりません。
第1当事者が一般原付以上の外国人(日本国籍以外の者。無国籍・国籍不明を含む)の件数です。
出典: 警察庁交通局「令和7年における交通事故の発生状況について」(2026年2月26日公表)p.9「課題2-4 自動車〜外国人運転者」。
| 区分 | 件数 | 構成率 |
|---|---|---|
| 日本免許 | 488 | 83.1% |
| 国際免許 | 41 | 7.0% |
| 外国免許 | 11 | 1.9% |
| 無免許等 | 30 | 5.1% |
| その他 | 17 | 2.9% |
| 合計 | 587 | 100% |
「無免許等」は出典に記載された区分です。
構成率は出典に記載された値です。単位未満で四捨五入されているため、合計は100%にならないことがあります。
(参考)2026年上半期の運転資格別内訳
1〜6月だけの集計です。暫定値を含みます。
出典: 警察庁交通局「令和8年上半期における交通事故の発生状況」(2026年7月31日公表)p.6「6 自動車〜外国人運転者」。
| 区分 | 件数 | 構成率 |
|---|---|---|
| 日本免許 | 266 | 82.4% |
| 国際免許 | 21 | 6.5% |
| 外国免許 | 4 | 1.2% |
| 無免許等 | 20 | 6.2% |
| その他 | 12 | 3.7% |
| 合計 | 323 | 100% |
構成率は出典に記載された値です。単位未満で四捨五入されているため、合計は100%にならないことがあります。
「国際免許」「外国免許」の定義は、出典の注記をそのまま引用しています。
2025年(通年)の死亡・重傷事故全体に占める外国人運転者の割合
外国人運転者 2.3%(587件)/ それ以外 97.7%
分母は、第1当事者が一般原付以上の死亡・重傷事故の全体です。2026年上半期は2.6%です。
この割合は、交通事故死者数とは別の集計です。2025年の交通事故死者数は2,547人(前年比−116人、4.4%減)ですが、これは事故の「件数」ではなく「亡くなった人の数」で、外国人運転者の有無で分けた数字でもありません。混同しないでください。
出典: 警察庁交通局「令和7年における交通事故の発生状況について」(2026年2月26日公表)。割合はp.9「課題2-4 自動車〜外国人運転者」、交通事故死者数は同資料「1-1 交通事故発生状況の推移」の値です。
上の「日本免許」に含まれる外免切替について、現在の要件を載せます。件数の増減との関係を示すものではありません。制度の内容だけを事実として記載しています。
| 項目 | 令和7年10月1日より前 | 令和7年10月1日以降(現行) |
|---|---|---|
| 知識確認の問題数 | 10問 | 文章形式で50問(制限時間30分以内) |
| 知識確認の合格基準 | 正答率70%以上 | 50問中45問以上(90%) |
外国籍の申請者は、国籍・在留資格・在留期間などが記載された住民票の写し(住民基本台帳法第30条の45に規定する「特定事項」を記載したもの)の添付が必要とされている。
住民基本台帳法の適用を受けない外国籍の者は、外交官・領事館職員などを除き、切替の対象外とされている。
現行の要件は警察庁丙運発第59号「「外国免許等関係事務取扱い要領」の改正について(通達)」(令和8年1月8日。令和8年4月1日から運用)により、変更の時期と変更前の要件は愛知県警察 運転免許試験場「運転免許試験場における外国免許切替審査手続きの変更点について」(令和7年9月17日)により確認しています。
裏の取れた項目だけを載せています。住所要件など、変更前の内容を警察の公表資料で確認できなかった項目は、表に行を作らず、確認できた現行の要件だけを上の注記に書いています。手続の詳細は警察庁「外国の運転免許をお持ちの方」と、お住まいの都道府県警察の案内をご確認ください。
警察庁は同じ集計を2つの資料で公表しています。当ページはその両方を、期間を分けたまま載せています。
数値は単位未満で四捨五入してあるため、合計等が内訳の数値と一致しない場合がある、と両資料に注記があります。
当ページは、上記PDFに記載された確定値を書き写したものです。数値の推定・補完・按分は行っていません。書き写しの誤りを防ぐため、「死亡+重傷=合計」「内訳の合計=全体」の検算を通年・上半期それぞれについて行い、通らなければページを表示しない仕組みにしています。
年報は毎年2月末、上半期報は毎年7月末に公表されます。過去年の値は上書きせず追加していきます(警察庁は公表済みの統計表に遡及修正を反映しない運用のため、当ページでも遡及修正はしません)。
当ページは警察庁の公開統計を可視化した非公式のページです。統計をもとに特定の国籍・集団を評価するものではありません。