警察庁公表データをグラフで読む

刑法犯の罪種別データ

警察庁が公表している犯罪統計から、どんな犯罪がどれだけ起きているかを罪種ごとにまとめたページです。

データ基準: 2026年6月末(暫定値) 毎月自動更新

数字で見るポイント

2026年1月から6月末までに全国で警察が把握した刑法犯は、383,364件です。

前年の同じ時期(365,637件)と比べて+5%です。

最も多いのは「窃盗犯」で、刑法犯全体の約65%(247,849件)を占めます。

検挙率は38.4%です。

刑法犯の全体像(2026年1〜6月)

認知件数

383,364

▲ 前年同期 +5%

検挙件数

147,275

検挙人員 98,689人

検挙率

38.4 %

前年同期 38.6 %

「認知件数」は警察が把握した件数、「検挙件数」はそのうち犯人を特定できた件数です。検挙件数には前の年に発生した事件が含まれるため、検挙率が100%を超える罪種もあります。

これまでの推移(全国)

刑法犯の認知件数(2021年〜)

0 50万 100万 38.3万(1〜6月) 2021 2022 2023 2024 2025 2026

白抜きの点は2026年1〜6月の合計です。1年分ではないため、前後の年と単純に比べられません。

罪種の大分類(刑法犯に占める割合)

窃盗犯 64.7%

247,849件 / 前年同期 +2% / 検挙率 33.8%

その他の刑法犯 12.4%

47,411件 / 前年同期 +4% / 検挙率 34.4%

知能犯 10.8%

41,581件 / 前年同期 +20% / 検挙率 24.5%

粗暴犯 8.6%

33,123件 / 前年同期 +12% / 検挙率 77.9%

風俗犯 2.5%

9,466件 / 前年同期 +4% / 検挙率 83.4%

凶悪犯 1.0%

3,934件 / 前年同期 +12% / 検挙率 83.0%

大分類は警察庁の区分です。「凶悪犯」は殺人・強盗・放火・不同意性交等、「粗暴犯」は暴行・傷害・脅迫・恐喝など、「知能犯」は詐欺・横領・偽造などを指します。

件数の多い罪種

罪種認知件数前年同期検挙率
非侵入盗窃盗犯 137,503 +3% 46.7%
乗り物盗窃盗犯 88,830 +3% 8.7%
詐欺知能犯 38,726 +20% 21.8%
侵入盗窃盗犯 21,516 -9% 54.6%
暴行粗暴犯 16,536 +9% 78.8%
傷害粗暴犯 12,487 +13% 78.4%
わいせつ風俗犯 4,657 +5% 77.3%
性的姿態撮影等処罰法風俗犯 4,627 +2% 89.4%
脅迫粗暴犯 2,940 +24% 78.8%
不同意性交等凶悪犯 2,259 +16% 81.1%
偽造知能犯 1,387 +35% 53.7%
横領知能犯 1,339 +16% 69.6%

認知件数の多い順に並べています。大分類の「計」は除いてあります。

窃盗の手口

窃盗は刑法犯の中で最も件数が多く、2026年1〜6月で247,849件です。手口は大きく3つに分かれます。

非侵入盗 55.5%

137,503件 / 前年同期 +3%

乗り物盗 35.8%

88,830件 / 前年同期 +3%

侵入盗 8.7%

21,516件 / 前年同期 -9%

「侵入盗」は住宅や店舗に入り込むもの(空き巣・忍込みなど)、「乗り物盗」は自転車・オートバイ・自動車、「非侵入盗」は万引きや車上ねらいなど建物に入らないものです。

詐欺と特殊詐欺の関係

知能犯の中の「詐欺」は2026年1〜6月で38,726件です。このうち、オレオレ詐欺やニセ警察詐欺などの特殊詐欺は22,031件(2026年1〜6月)が別途公表されています。

特殊詐欺の手口別の内訳や被害額は特殊詐欺の被害状況にまとめています。

くわしく知る

統計の読み方や手口の解説は、記事にまとめています。

都道府県ごとの状況

同じ統計から、47都道府県それぞれの認知件数・人口10万人あたりの件数を都道府県別の犯罪データにまとめています。

件数は人口や繁華街の有無などに大きく左右されます。このサイトでは地域や罪種の順位づけ、独自の治安評価は行いません。