林野庁が「全国森林資源メッシュマップタイル」を公開、データ定義書も最新版へ

PostgreSQL/PostGIS

林野庁は2026年(令和8年)2月24日、最新の「データ定義書」を公開するとともに、G空間情報センターにおいて「全国森林資源メッシュマップタイル」のデータセットを配信開始しました。

1. 今回の取り組みの要旨

  • 主体: 林野庁 森林整備部計画課
  • 内容: 国有林および地域森林計画対象の民有林を網羅した「全国森林資源メッシュ」を、Web地図で扱いやすいタイル形式(ラスタ・ベクトル)で一般公開しました。同時に、これらのデータ仕様を規定する「データ定義書(令和8年2月24日版)」を策定・配布しています。

2. 公開されたデータの内容

「森林資源データ解析・管理標準仕様書ver.3.0」に準拠し、20mメッシュ単位で以下の属性情報が格納されています。

  • 森林簿由来の情報: 林種、樹種(第1〜3)、林齢、森林簿年月日。
  • 航空レーザ測量由来の情報: 樹冠高(DCHM)、レーザ解析樹種、立木密度、平均標高、計測年月日。
  • 提供形式: * ラスタタイル(WebP形式): ズームレベル5〜16
    • ベクトルタイル(pbf形式): ズームレベル13〜16
    • 座標系: EPSG:3857(Webメルカトル)

3. これにより何ができるようになるのか

Web技術と親和性の高い形式で公開されたことにより、以下の活用が可能になります。

  • GISやWebブラウザでの即時利用: タイルURL(https://rinya-tiles.geospatial.jp/…)をQGISなどのGISソフトやWeb地図ライブラリに接続するだけで、全国の森林資源量を重ね合わせて表示できます。
  • スタイリングの柔軟な変更: ベクトルタイルとあわせてstyle.jsonやQGIS用のQLRファイルも提供されており、ユーザー側で樹種別の色分け表示などを容易に再現・カスタマイズできます。
  • 高精度な資源把握: 従来の広域的な区分ではなく、20mメッシュという細かさで樹高や密度を確認できるため、より具体的な現場の状況把握や、森林管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)に寄与します。

4. 関連リソース

コメント

タイトルとURLをコピーしました