国土数値情報の洪水浸水想定区域データが更新されていたのでQGISで閲覧してみた

FOSS4G

2020年の9月に国土数値情報の洪水浸水想定区域データが更新されたようだ。今まで知らなかった。

そして、データの分類も増えている上にこれまで都道府県ごとにデータが別れていたが河川毎にデータがわかれている。

特定の地域しか使わない人いいかもしれないが、私は全国を網羅的に利用したいのでこれはこれで面倒だが、仕方ない。

早速データを眺めてみる

過去のデータでは浸水深しかなかったが地物情報と第して「計画規模」、「想定最大規模」、浸水継続時間ランク」、「家屋倒壊氾濫」と4種類に増加。

計画規模とは・・・

洪水を防ぐための計画を作成するとき、被害を発生させずに安全に流すことのできる洪水の大きさ(対策の目標となる洪水の規模)のことを計画規模

想定最大規模とは・・・

想定し得る最大規模の降雨であって国土交通大臣が定める基準に該当するもの

計画規模と想定最大規模の比較

青が浸水深が低く赤が浸水深が高い

利根川の計画規模(背景は地理院地図)
利根川の想定最大規模(背景は地理院地図)

当然の事ながら想定最大規模のほうが浸水リスクの高いエリアが広い事が確認出来る。

「浸水継続時間ランク」と「家屋倒壊氾濫」についての調査はまた今度。

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