
国土交通省が進める3D都市モデルのオープンデータ化プロジェクト「Project PLATEAU」の一環として、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場(夢洲)を再現した3D都市モデルデータセットが公開されました。
本データセットは、万博会場の設計・施工の記録をデジタルアーカイブとして保存し、後世に継承することを目的として構築されたものです。
データの概要と特徴
本モデルは、建築BIMデータ、空中写真、地上レーザースキャナーによる点群データを統合して作成されており、極めて高い精度で会場内を再現しています。
- 対象: 大阪市此花区夢洲の万博会場全域。
- 主なコンテンツ: 会場のシンボルである「大屋根リング」をはじめ、各国のパビリオン、会場内のインフラ設備など。
- 提供フォーマット: CityGML(3D都市モデル標準)、FBX、OBJ、glTF(3DCG・ゲームエンジン用)、LAS(点群データ)。
デジタルアーカイブとしての役割
本データの公開により、万博開催期間中だけでなく、閉幕後もデジタル空間上で会場の姿を詳細に確認することが可能となります。まちづくり、建築研究、教育用教材、VR/ARコンテンツの開発など、幅広い非営利目的での活用が期待されています。
利用上の注意(ライセンスについて)
本データセットの利用にあたっては、通常のPLATEAUデータとは異なる「2025年日本国際博覧会 3D都市モデル利用規約」が適用されます。 - 営利目的の利用禁止: 商業目的(広告、販促、商品化など)での使用は一切認められていません。
- 非営利限定: 学術、教育、公共、または個人の趣味の範囲内での利用に限定されます。
- 権利関係: 各パビリオンの意匠には第三者の知的財産権が含まれるため、規約の遵守が厳格に求められます。
(参考リンク)
G空間情報センター:2025年日本国際博覧会 3D都市モデル(Project PLATEAU)

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